航空職員と言うと、大きく分けて「パイロット」、「CA（客室乗務員）」、「グランドスタッフ」の3種に分けることができます。グランドスタッフは「地上職員」と呼ばれていて、チェックインカウンターで搭乗券を発行したり、座席を指定したりと、いわゆるお客が飛行機に乗るまでのサポートをする職務内容となります。そのグランドスタッフが2020年の新型コロナの影響で失業危機にあり、とりわけ30代もしくは20代後半の方は転職が厳しくなっている現状があるようです。
新型コロナ下におけるグランドスタッフの現状
グランドスタッフ（地上勤務職員）の多くは現状、契約社員や派遣社員となります。ただし、彼らの多くは正社員になることを望んでいるため、毎年試験を受けているのですが、正社員への入口は狭く、そう簡単になることはできません。そのまま20代を終えて30代に差し掛かると、正社員の道だけではなく、別の職種への転職も難しくなってしまいます。
そして新型コロナによってグランドスタッフの新規採用も中断され、グランドスタッフの大半を占める契約社員や派遣社員の行き場がなくなってしまいました。2020年11月時点でもその状況は続いていて、国際線が回復するまでは再開の見込みは立っていないようです。
失業危機にあるグランドスタッフはどうすればいい？
では、失業危機にあるグランドスタッフはどうすればいいのでしょうか。まず、20代の方は新型コロナが落ち着くまで待つのが賢明です。新型コロナは遅かれ早かれ必ず収束しますし、その後は世界中で国を挙げて国交再開や旅行再開をPR・販促するはずなので、需要が急速に回復すればグランドスタッフの採用も戻ることとなるでしょう。
一方で30代に差し掛かる方は、これを機に転職を考えるのも一つの手。ただし、「航空職員は諦めたくない」、「何かしらの形で航空関係の仕事に就きたい」と言うのであれば、その夢は諦める必要はありません。
新型コロナが落ち着くまでの間の収入・お金の稼ぎ方
20代も30代の方も共通して言えるのが、「新型コロナが落ち着くまでの収入」、いわゆるお金をどう稼ぐかです。アルバイトやパートタイムもいいのですが、これまで空港で働く職員という一風変わった職業であったため、その経験を利用すれば自宅でもパソコン1つで同程度かそれ以上のお金を稼ぐことができるかもしれません。
グランドスタッフとしての勤務経験を糧に収入を得る
グランドスタッフとしての勤務経験は、空港職員に憧れている若者にとっては非常に重宝されます。それを伝えるための媒体としておすすめしたいのは「動画＆ライブ配信サイト」です。ブログを運営するのも方法の1つではあるのですが、収益化までの道のりが険しく、数年単位で日々記事を投下していく必要があります。
一方でYouTubeのような動画や生配信ができるサイトの場合は、視聴回数や投げ銭に応じて収入を得ることができるので、頑張れば1か月、2か月後には安定した収入が毎月振り込まれることも期待できます。
オンライン講座でも活躍できる
真っ先に思いつく動画配信サイトといえばYouTubeですが、YouTubeを収益化するためには「総再生時間4000時間以上」、「チャンネル登録者数1000人以上」の条件をクリアしなければなりません。一方でオンライン講座のようなシステムを持つサイトであれば、一コマあたりで報酬が決まっているのが特徴。報酬が予め決まっているサイトもあれば、自分で単価を決めることができるサイトもありますので、よく吟味してみるといいでしょう。
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